『もっと、わたしを』平 安寿子 幻冬社
デジカメが壊れてしまったかも…
この冬は電気製品の故障が多くてちょっと泣きたいですぅ
財布と心を寒風が吹きぬけてゆく ヒュルゥゥ~~
そんなわたしにぴったりの本だったのかもしれません。
この本に登場する5人の男女は、
他人から見るととても不器用で付き合いにくい人物ばかり。
30年間モテなかった末に二股かけてバレてしまう堅太り男。
顔だけを武器にうまーく世の中を渡ってきたけど、
近頃仕事も人間関係もうまくいかないイケメン君。
美人でモテるけど本当に愛されたことがないと泣く受付嬢。
なりゆきで女の言いなりになった挙句に好きになり、
ふられて、ふって、怒って、揺れて、心が定まらない男。
涙を武器に御曹司を落とそうとたくらむシングルマザー。
外面的に見ると嫌な人物だったり、もどかしく感じる人物だったり。
でもその内面の身勝手さとか、滑稽なまでの葛藤には、
自分の身にも多少の覚えが…
登場人物たちをどこかにくめないところが本書の味わいでしょうか。
ヒーローものも好きですが、小心者 傷心者には
こういう本がしみますね~。
この冬は電気製品の故障が多くてちょっと泣きたいですぅ
財布と心を寒風が吹きぬけてゆく ヒュルゥゥ~~
そんなわたしにぴったりの本だったのかもしれません。
この本に登場する5人の男女は、
他人から見るととても不器用で付き合いにくい人物ばかり。
30年間モテなかった末に二股かけてバレてしまう堅太り男。
顔だけを武器にうまーく世の中を渡ってきたけど、
近頃仕事も人間関係もうまくいかないイケメン君。
美人でモテるけど本当に愛されたことがないと泣く受付嬢。
なりゆきで女の言いなりになった挙句に好きになり、
ふられて、ふって、怒って、揺れて、心が定まらない男。
涙を武器に御曹司を落とそうとたくらむシングルマザー。
外面的に見ると嫌な人物だったり、もどかしく感じる人物だったり。
でもその内面の身勝手さとか、滑稽なまでの葛藤には、
自分の身にも多少の覚えが…
登場人物たちをどこかにくめないところが本書の味わいでしょうか。
ヒーローものも好きですが、
こういう本がしみますね~。
by nagayades
| 2006-02-07 19:34
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